ラ・サールの勉強法・教材・授業

ラ・サールの指導方法!超名門校も実践している勉強法とは!?30年以上変わらぬ授業方法を公開!黄チャートから始めるラ・サール流勉強法・教材・授業を実体験をもとに詳細を解説します

ラ・サール式 黄チャートを1周する時間と効率的な進め方【数学学習のポイント解説】

黄チャートを1周する時間は個人差がありますが、効率的に進めるための目安やラ・サールでの進度を共有します。

ラ・サールでは、黄チャート一冊を一周する時間は1か月です。
なぜなら、新高1の春休みで黄チャート一冊が宿題として出るので、春休み期間で黄チャート一周をやることが求められているからです。

 

なお、黄チャートのスケジューリングについては河野玄斗さんも似たようなことを言っていたのでYoutubeでの切り抜き動画を貼っておきますので、参考にしてください。

www.youtube.com

河野玄斗さんもyoutube動画で黄チャートの効果について言及しているように、早めにやっておけば必ず後々楽になります。
ここの点は、ラ・サールと河野玄斗さんの勉強方法が完全に一致していますので参考にしてください。

 

河野玄斗さんが黄チャートを鬼のスケジューリングとして数Ⅰ+Aの1冊を1か月で回すことを提唱していますが、数Ⅰ+Aの1冊を1か月で回すスケジューリングは確かに妥当です。
なぜなら、ラ・サールでは春休みの宿題に出すくらいなので黄チャートを一周する時間は1か月で十分可能なのです。

 

なお、黄チャートは数学の学習に役立つ参考書で、幅広いカバー範囲と詳細な解説が特徴です。


以下の3STEPを参考にして、黄チャートを効率良く活用しましょう。

1. 要点をおさらいする
各単元の要点をおさらいしましょう。
教科書や授業ノートで基本的な知識を確認してください。

2. 例題を解く
例題を自力で解き、問題を仕分けします。
自信のある問題と苦手な問題を分類しましょう。

3. 解けなかった問題を復習する
解けなかった問題を繰り返し解き直します。
徐々に解ける問題を増やしていきましょう。
黄チャートの例題数は約2600問あります。
1周目は全ての問題を解く必要がありますが、2周目以降は対策が必要な問題に注力できるため、効率的に苦手な部分を克服できます。

また、黄チャートを1周する目安として、以下の時間を参考にしてください:

ⅠA: 約171時間
ⅡB: 約221時間
Ⅲ: 約153.5時間
合計して約600時間が目安です。

 

黄チャートで予習が必要な理由と授業での活用方法

ラ・サールでは、黄チャートでの暗記が終わったら数研出版教科書と教科書傍用問題集「オリジナル」を授業でやります。
 
教科書→黄チャートの順番と思われがちですが、ラ・サールでは先に黄チャートで解法を暗記します。
黄チャートは基本的な解法を網羅しているため、黄チャートを先に暗記することで、教科書の説明を理解しやすくなります。
その結果、速いスピードで教科書の説明が進む授業でもスムーズに追えるようになります。
また、教科書の説明を待たずに問題にも取り組めるため、学習能率が向上します。
 

黄チャートの後に傍用問題集で解法パターンを演習+増やす

教科書と「オリジナル」は略解しかなく解き方が記載されていないため、ラ・サールの授業では「オリジナル」の問題を5~7人に一度に当て、同時に黒板の前で問題を解かせます。
そのため、予習として黄チャートで解法を暗記しておく必要があります
なぜなら、黄チャートで解法暗記をしていないと、黒板に何も書けなくなってしまい、恥ずかしい思いをすることになるため、黄チャートで予習が必要なのです。

入学前に黄チャートをやる指示があるように、チャートの解法暗記は自分で行う必要があります
義務自習でも黄チャートの解法暗記は自分で行う必要がありますので、入学までの間に黄チャートを1問でも多く暗記しておきましょう。

また、青チャートでなくて大丈夫かと思われる方もいると思いますが、黄チャートでインプット後に並行して傍用問題集「オリジナル」で補っていくので、解法暗記の量としては黄チャート+オリジナルで十分で、黄チャートとオリジナルを完璧にすれば、青チャートはやらなくても個人的には十分と思いました。

 

黄チャート以降は下記の記事をごらんください。

lasallelasalle.hatenablog.jp

 

このシステムは本当に素晴らしいので学校を信じて勉強を頑張ってください!!

参考になりましたら幸いです。