ラ・サール式 黄チャートを1周する時間と効率的な進め方【数学学習のポイント解説・2025年版】
黄チャートを1周する時間は個人差がありますが、効率的に進めるための目安やラ・サールでの進度を共有します。

ラ・サールでは、黄チャート1冊を一周する目安は1か月*1です。
というのも、新高1の入学式の直後(4月7日~10日頃)に実施されるテストでは、黄チャート(数I+A)の合冊版1冊全てが出題範囲となっているためです。
そのため、新高1になる春休みの期間中に黄チャート(数I+A)を一通り終わらせておくことが求められています*2。
⚠️黄チャート勉強法の進め方の誤解を避けるために
ラ・サールでは、黄チャート1教科を1か月かけて一周するペースが基本です。
具体的には、数Iや数A、数II、数B、数III、数Cの各科目について、1科目1か月で進めることを目安にしています。
ただし、新課程では数Iと数Aが合冊版として1冊にまとめられているため、数I+Aの合冊版は2か月かけて進める計算となります。
したがって、数I+Aを1か月で終わらせるわけではなく、誤ってペースが速すぎると感じることがないように注意しましょう。
なお、黄チャートの進め方については、河野玄斗さんも同様のスケジューリングを提案しており、非常に参考になります。河野さんのYouTubeの切り抜き動画を以下に貼っておきますので、ぜひご覧ください。
河野玄斗さんもYouTube動画で黄チャートの効果について言及しているように、早めに取り組んでおけば後々の学習が格段に楽になります。
ここの点に関しては、ラ・サールの勉強スタイルと河野玄斗さんの学習法が完全に一致していますので参考にしてください。
例えば、河野玄斗さんは黄チャートを「鬼のスケジューリング」として、数Iや数Aをそれぞれ1か月で1冊終わらせるペースを提唱していますが、数Iや数Aをそれぞれ1か月で終わらせるスケジューリングは、まさにラ・サールのペースと同じです。
実際、ラ・サールでは新高1の入学式直後(4月7日~10日頃)に行われるテストの範囲として、黄チャートの数Iおよび数Aの全範囲が宿題として課されます。つまり、黄チャートを1冊あたり1か月で一周するというスケジューリングは、ラ・サールの現実的かつ標準的な学習速度なのです。
このように、先取りして黄チャートを計画的に進めておくことは、大きなアドバンテージになります。ぜひ、河野玄斗さんの勉強法も参考にしながら、自分の学習に取り入れてみてください。
黄チャートを1か月で一周する勉強法【各教科ごとの問題数と目安】
黄チャート(『チャート式 解法と演習』)は、基礎から応用まで幅広くカバーされている定番の参考書です。1か月で一周するには、どれくらいのペースで進めればよいのか、各分野ごとに問題数を整理し、1日あたりの目標問題数を算出しました。

数I(数学I)
- 例題:157問(基本123問+重要26問+補充8問)
- CHECK & CHECK:53問
- Practice(PR):157問
- Exercise(EX):132問
- Research & Work:23問
▶ 合計:522問 → 約18問/日
(522問 ÷ 30日)
数A(数学A)
- 例題:138問(基本98問+重要37問+補充3問)
- CHECK & CHECK:35問
- Practice(PR):138問
- Exercise(EX):118問(A問題76問+B問題42問)
- Research & Work:10問
▶ 合計:499問 → 約17問/日
数II(数学II)
- 例題:225問(基本172問+重要48問+補充5問)
- CHECK & CHECK:77問
- Practice(PR):225問
- Exercise(EX):186問(A問題103問+B問題83問)
- Research & Work:19問
▶ 合計:732問 → 約25問/日
数B(数学B)
- 例題:80問(基本62問+重要18問)
- CHECK & CHECK:24問
- Practice(PR):80問
- Exercise(EX):70問(A問題43問+B問題27問)
- Research & Work:10問
▶ 合計:264問 → 約9問/日
数III(数学III)
- 例題:181問(基本123問+重要56問+補充2問)
- CHECK & CHECK:39問
- Practice(PR):181問
- Exercise(EX):148問(A問題70問+B問題78問)
- Research & Work:6問
▶ 合計:555問 → 約19問/日
数C(数学C)
- 例題:150問(基本114問+重要34問+補充2問)
- CHECK & CHECK:49問
- Practice(PR):150問
- Exercise(EX):137問(A問題81問+B問題56問)
- Research & Work:14問
▶ 合計:500問 → 約17問/日
黄チャートを1か月で一周するには、1日あたり9問(数学B)〜25問(数学II)を解く必要があります。自分の得意・不得意や進度に応じて、以下のような工夫をすると効率的です。
- 得意な分野はPR・EXを中心に進める
- 苦手な分野は例題→CHECK & CHECKを丁寧に解く
- 時間が限られている場合は例題中心に絞る
- 週末にまとめて復習・調整日を入れる
※ラ・サールでは、1日25問程度を暗記するペースで進めています。1問あたりの暗記にかかる時間は人によって異なるため、上記の時間はあくまで目安として参考にしてください。

ラ・サールでは、1教科を1か月で仕上げるペースです。
よくある質問(FAQ)
- Q1: 黄チャートを1周するのに本当に60日必要ですか?
- A1: 合冊版(数Ⅰ+Aや数Ⅱ+B)は1冊あたり約1000問あるため、ラ・サールでは60日を標準としています。
- Q2: 例題だけをやっても意味はありますか?
- A2: 最低限の到達ラインは担保されますが、週テストではExerciseやPracticeも出題されるため非推奨です。
- Q3: 青チャートでも同じことはできますか?
- A3: 可能ですが、青チャートは複雑な問題設定が多く、解法暗記に時間がかかるためラ・サールでは非採用です。
※ラ・サールでの目安
- 中3卒業~高1入学前までに、黄チャート数I+数Aを暗記しておくことを推奨します。(理由:入学式直後のテスト範囲が黄チャート 数I+数Aだから)
- 高1の間に黄チャート数I+数Aを完璧にするまで繰り返し復習します。
- 高1終了~高2直前までに、黄チャート数II+数Bを暗記しておきます。(高1と同様のペースで進めます)
- 高2の間に黄チャート 数II+数Bを完璧にするまで繰り返し復習します。
- 高2終了~高3直前までに、黄チャート数III+数Cを暗記しておきます。(高2と同様のペースで進めます)
- 高3の間に黄チャート数III+数Cを完璧にするまで繰り返し復習します。
注意点:
ラ・サールの定期考査・実力考査・週テストでは、与えられた教材(ここでは黄チャート)の全てがそのまま出題範囲となります。
テストの問題も、基本的には黄チャートの例題・PRACTICE・EXERCISEの数字だけを変えたような形式で作られており、しっかりと対策していれば確実に得点できる内容です。(これは、テストの回数が非常に多く、教師側も毎回オリジナル問題を作るのは難しいため、「数字違い問題」を中心とした効率的な出題スタイルが採られているという背景もあります)。
そのため、黄チャートを全ページこなしている生徒は100点や98点といった高得点を当たり前のように取ります。一方で、義務自習の時間中にも全く手をつけていない生徒もおり、そういった生徒は0点、あるいは5点程度の極端に低い点数を取ることも珍しくありません。成績は毎回、最高点・平均点・最低点・校内順位という形で開示され、得点分布は非常に広くなります。平均点は概ね50〜60点前後ですが、生徒ごとの取り組み方次第で結果は大きく分かれます。
さらに特徴的なのは、これらの成績表が、生徒自身が宛名を書いた封筒に入れられ、保護者宛に郵送される*3という点です。
ときに、「息子からの手紙」として保護者のもとに届くこの成績表には、本人の点数だけでなく、最高点・平均点・最低点・校内順位までが明記されており、家庭においても現在の学習状況を明確に把握できるようになっています。ラ・サールでは、このような仕組みを通じて、生徒自身に自律的な学習姿勢を育むことが意図されています。
ラ・サールでは義務自習の時間には、一人で黄チャートを暗記します*4。
もちろん、黄チャートを一冊丸ごと暗記するのは簡単なことではありません。
しかし、実際にそれをやり切って100点を取る生徒も存在します。逆に、何もやらなければ0点や1ケタの点数になるのも現実です。挫けず、地道に取り組み続けてください。
※舎監(寮の監督者)は主に門限や生活指導を担う体育系の教員が兼ねており、英語や数学といった学習指導は行いません。そのため、義務自習時間に何をどう勉強するかは生徒自身の判断と責任に委ねられています。
義務自習って何?
ラ・サールでは、毎晩「義務自習」という時間が設けられています。これは、19:30までに風呂と夕食を済ませ、19:30から22:00までの間、全員が自習室のような環境で勉強するというものです。
この時間帯は、主に「暗記」などのインプット学習に集中します。黄チャートの例題や解法を、まるで英単語を覚えるかのように暗記する生徒も珍しくありません。しかも、多くの生徒は義務自習が終わった後も義務自習室で勉強を続け、消灯となる24:00まで机に向かっています*5。
この学習習慣は、スマホのアラーム機能を使えば、自宅でも同じリズムを再現できます。
たとえば、毎晩19:30に「ラ・サール 義務自習開始」のアラームをセットしておくだけで、ラ・サールの義務自習と「同じタイミング」で勉強を始められます。スマホをペースメーカーとして活用することで、あなたの生活にもラ・サール式義務自習を取り入れることが可能です。
「何時になったら勉強を始めよう…」と迷うことが減り、リズムが整ってくると、自然と学習の質も上がっていきます。ぜひ、自分なりの「義務自習」をカスタマイズしてみてください。
黄チャートで予習が必要な理由と授業での活用方法
ラ・サールでは、黄チャートでの暗記が終わったら数研出版の教科書と教科書傍用問題集「4STEP」または「メジアン」を授業でやります。

【補足】ラ・サールでは、かつて40年以上にわたり教科書傍用問題集「オリジナル」(オレンジ色の表紙)を使用していました。

デザインは時代ごとに少しずつ変化していますが、オレンジ色の表紙は一貫して保たれています。歴代のラ・サール生にとっては、見慣れた馴染みのある表紙です。
新課程移行後、「オリジナル」は一時絶版となり、「4STEP」が最上位の傍用問題集として扱われてきました。
しかし最近、数研出版から新たに「新課程 オリジナル数学演習I・II・A・B・C〔ベクトル〕受験編」が出版され、再び市場に登場しています。

この「オリジナル数学演習」は略解のみの構成であり、もし授業で扱うならば従来型の「オリジナル」同様、生徒に黒板で解かせる形になる可能性があります。
「教科書より黄チャートが先」の理由と現実的メリット
黄チャートの後に教科書傍用問題集で解法パターンを演習+増やす
教科書と教科書傍用問題集「4STEP」「メジアン」は略解しかなく、詳しい解き方が記載されていないため、ラ・サールの授業ではこの傍用問題集の問題を一度に5~7人ほど指名し、同時に黒板の前で問題を解かせる形式が取られます*6*7*8。なぜなら、黄チャートで解法暗記をしていないと、黒板の前で何も書けずに立ち尽くすことになり、「こいつ、できない奴だな」と周りに思われてしまいます。そうなると、寮生活の中で軽く見られたり、学校生活の中でも肩身が狭くなったりして、精神的にもきつくなるため、黄チャートで予習は半ば必須なのです。
そしてそのラインを超えたところから、本格的な演習や応用へと進んでいく、という考え方です。以前は、黄チャートを中途半端に終えたまま本番に突入する受験生も少なくありませんでした。
しかし最近では、黄チャートでしっかり基礎を固めることの重要性が見直されてきていると感じます。
Q:青チャートは何日で終わる?効率的に1周するためのペースと目安 (青チャートと迷ってる方へ)
青チャートは「難しそう」で選ぶと失敗する?
青チャートは、たしかにレベルの高い問題集です。しかし、「難しそうだから」「到達レベルが高そうだから」といった理由だけで選ぶのは危険です。
というのも、同じ解法パターンを扱っていても、青チャートは計算に時間がかかるなど、複雑な問題設定を用いているのに対し、黄チャートはシンプルな設定で解法パターンの暗記がスムーズに進むからです。灘高が青チャートを使用していることで有名(和田秀樹氏の青チャート学習法)ですが、灘レベルだからこそ青チャートを効率よく進めることができるのだと思います。
補足:難関中高一貫校(灘・鉄緑会指定校レベル)で高校数学を先取りする場合の教材戦略
学力層が高ければ中2から高校数学に着手も可能
灘では中1で中学数学を終え、中2から高校数学をじっくり5年間かけて進めていく*9そうです。このようなカリキュラムで、かつ、灘レベルの学力層であれば青チャートを使った学習が合理的に機能すると考えられます。鉄緑会に通う指定校レベルの学力層の中学生も同様に、演習量が確保されており、思考体力に余裕があるならば、中2から青チャートを進める選択肢も十分にあり得ます。
中2から始めるなら、まず「試運転」して見極める
ただし、重要なのは、「自分の地頭や演習環境に青チャートが本当にフィットするか」を見極めることです。青チャートに手を出してすぐ挫折してしまうくらいなら、最初は黄チャートで解法パターンを固めてからでも遅くありません。青チャートの複雑な問題設定を理解する前に、まずシンプルな問題設定の黄チャートを1週間ほど使ってみて、Exercise(章末問題)を含めてサクサク進められるかを確認することをおすすめします。
また、見極め用として旧課程の黄チャート(古本)を入手するのも良い手です。300円程度で購入でき、問題の内容は新課程とほとんど変わりません。「黄チャート(旧課程の古本)で感触が良ければ、新課程版に切り替える」ことも検討してみてください。
ラ・サールでは「黄チャート完全暗記」が前提
ラ・サールでは、問題設定がシンプルで平易な黄チャートを中3卒業前から使い、解法パターンの暗記時間を短縮しています。その代わり、黄チャートは何度も繰り返し学習できるため、典型的な問題については完全に解けるように仕上げていきます。
また、ラ・サールでは、黄チャート全範囲が「中間・期末考査」「実力考査」、高3からは「週3日の週テスト」で出題され、毎晩の義務自習(19:30〜24:00)および任意の朝自習(5:00~7:00)で解法を自力で暗記・演習していきます。自習で進めていく場合は、問題構造がシンプルで、反復しやすい黄チャートの方が圧倒的に学習効率が高いと考えられます。
教材選びで失速しないために:「続けられるか」を基準に
灘・鉄緑会指定校レベルの理解進度と習熟度を前提に青チャートを使うのであれば問題ありませんが、限られた時間の中で数学にばかり時間をかけすぎて、英語・国語・理科・社会が手薄になるようでは本末転倒です。
数学で足踏みしている間に、他の教科は確実に進んでいきます。
だからこそ、黄チャートに切り替えるのは「撤退・格下げ」ではありません。
それは、入試全体を見据えた「科目横断的な最適戦略」へのアップデートです。
黄チャートか青チャートか?まずはExerciseを試してみよう:
本屋でできる教材選びのコツ【黄チャートのExerciseをチェック】
黄チャートか青チャートか迷っている方に、まずおすすめしたいのは、黄チャートのExercise(章末問題:黄チャートの中で最も難易度の高い問題)を本屋などで立ち読みしてみること*10。
「スラスラ解ける」なら青チャートでもOK
もしそれらがスラスラと解けるようであれば、黄チャートの内容はすでに十分身についているはずです。その場合は、自分に合った難易度の問題集(青チャートでも赤チャートでも)を選ぶとよいと思います。黄チャートのExercisesがスラスラ解けている状態なら、いきなり、「1対1対応の演習」や「教科書傍用問題集」を始めても、十分解法を理解できるレベルに達しています。
「ちょっと詰まる」なら黄チャートを極めよう
一方で、Exerciseに取り組んでみて「ちょっと詰まる」「考え込む」ような感覚があれば、まずは黄チャートをしっかり仕上げることを強くおすすめします。
※ 青チャートを強く推す人を見かけると、少し引っかかることがあります。
もちろん本人は良かれと思って勧めているのかもしれませんが、「数学に時間をかけさせて、他の科目の勉強時間を削らせるような結果になっていないか?」と考えてしまうのです。
ラ・サールでも、黄チャートは多くの学生が挫折してしまうほど難易度の高い教材であることを考慮するべきだと思います。
受験は、情報戦でもあります。青チャートで消耗している間に、自分は黄チャートでサクサクと解法暗記を進め、他の受験生より一歩リードしていく。
まるでRPG で、敵と無駄な戦闘を繰り返しているライバルを横目に、自分は最短ルートでラスボスに向かっているような感覚です。
黄チャートは、「解法暗記」という観点から見れば、受験数学における“攻略本”のような存在です。
青チャートのように網羅性は高くなくても、必要なアイテム(典型問題とその解法)はしっかり揃っていて、効率よくステータス(学力)を上げられるのです。
受験数学というこの“点取りゲーム”で勝ち抜くためには、どの武器(参考書)を使うかが重要。
そして黄チャートは、「時短で基礎〜標準をマスターし、応用への足場を作る」という点で、非常にコスパ・タイパが良い教材です。
黄チャート後の学習ステップ
学習の流れ
- 黄チャート: 解法の暗記(基本)
- 週テストの範囲となる教材(義務自習で暗記。授業で解説はしない)

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- 教科書と教科書傍用問題集「4STEP」: 生徒が授業で解いて教師が解説
- 1対1対応の演習(東京出版): 解法の暗記(応用)
- 週テストの範囲となる教材(義務自習で暗記。授業で解説はしない)
- 1対1シリーズ(三訂版) - 東京出版の公式直販オンラインショップ 東京出版WEB STORE
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- 実戦 重要問題集(数研出版): 高3で使用 ※新課程版は解説が充実しているので義務自習で暗記(定着したかを図るため授業で解かせて解説)
- 週テストの範囲となる教材
- 2025 実戦 数学重要問題集 数学I・II・III・A・B・C(理系)|チャート式の数研出版
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- 新課程数学の構成 入試問題集(数研出版): 高3で使用 ※新課程版は解説が充実しているので義務自習で暗記(定着したかを図るため授業で解かせて解説)
- 新数学演習(東京出版): 週テストの範囲となる教材(授業で解説はしない)
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高3での転換
高3では模試が増え、インプットよりもアウトプットが重視されます。それまでに黄チャートなどでしっかり基礎を固めておく必要があります。
焦らず、着実に。
河野玄斗さんが「鬼のスケジュール」というように、黄チャートを完璧にするのは挫折することが多く、ラ・サールでも挫折者が多いですが、東大や医学部に合格している生徒はみんな黄チャートを仕上げています。黄チャートを完璧に仕上げれば、必ず数学の学力はラ・サール上位レベルに達します。一歩一歩、着実に積み重ねてくださいね。
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*1:具体的には、数Iや数A、数II、数B、数III、数Cの各科目について、1科目1か月で進めることを目安にしています。ただし、新課程では数Iと数Aが合冊版として1冊にまとめられているため、数I+Aの合冊版は2か月かけて進める計算となります。したがって、数I+Aを1か月で終わらせるわけではなく、誤ってペースが速すぎると感じることがないように注意しましょう。
*2:中学から内部進学する生徒には中3の冬に学校から黄チャートが配布されます。一方、高校から入学する生徒には、高校入試の合格発表直後(2月上旬)に担任から電話で「黄チャートI+Aを購入し、入学までに一周するように」と明確な指示が伝えられます。
*3:全く同じ成績表が2枚配られると同時に、封筒も配られます。生徒はこの封筒に成績表を入れ、保護者の宛先を書いて教師に返却します。
*4:舎監(寮の監督者)は主に門限や生活指導を担う体育系の教員を兼ねており、英語や数学といった学習指導は行いません。そのため、義務自習時間に何をどう勉強するかは生徒自身の判断と責任に委ねられています。
*5:消灯時間になると、寮全体のブレーカーが落とされるため、すべての電気器具(照明・コンセント等)の使用ができなくなります。ただし、充電式ランタンや懐中電灯を用いての学習は可能です。また、寮内の非常灯は消灯後も点灯しているため、その下に椅子を運び、椅子を机代わりにして学習することもできます。さらに、トイレの個室は消灯後も照明が使用可能なため、個室内での学習も一部の生徒によって行われています。
*6:例:授業日が5月16日の場合、「16」という日付に対応して、出席番号の下一桁が「6」の生徒(6番・16番・26番・36番・46番、その次は7番・17番…と続く)が黒板に指名されます。なお、出席番号は一般的なあいうえお順ではなく、アルファベット順(ABC順)で付けられているため、誰が指名されるかは事前に予測が可能です。授業日さえ分かっていれば、自分が当たる可能性があるかどうかを把握でき、あらかじめ該当する問題に目星をつけて備えておくことができます。
*7:授業の進度や時間の都合上、すべての問題を扱えない場合は、*印が付された問題を中心に演習が行われます。
*8:同様の形式は数学だけでなく現代文の授業でも見られます。東大型の記述問題を題材に、5~7人を同時に黒板に当てて解答を書かせ、それに対して教師がその場で講評を加えるというスタイルが取られています。
*9:
東大入試と同様の問題が! 灘高校の“数学力の鍛え方” | AERA DIGITAL(アエラデジタル)
*10:もしも立ち読み防止のためにビニール包装されていて中の問題を確認できない場合は、購入を前提として『黄チャートか青チャートか、どちらかを買う予定なので、数問だけ中身を確認させてほしい』と書店員さんに伝えてみましょう。
たいていの場合、快くビニールを外して見せてくれます。もし書店員さんから難色を示された場合は、このページをスマホで見せて説明するとスムーズかもしれません。遠慮せず、黄チャートのExerciseが自分にとって適切なレベルかどうか、しっかり確認して選びましょう。親切な書店では、黄チャートのExerciseだけを立ち読みできる専用コーナー(黄チャートか青チャートか選ぶための)を設けていることもあるかもしれません。もし私が書店員なら、きっとそうすると思います。
黄チャートの使い方が分かる!おすすめYouTube動画3選【ラ・サール式に近い学習法】
なぜ黄チャートの「使い方」にこだわるべきか
「黄チャートを使っているけど、どう進めればいいか分からない」「青チャートの方がいいのでは?」という疑問をよく見かけます。
本記事では、ラ・サールでの進め方に非常に近い黄チャート活用法を紹介したYouTube動画を3本厳選して紹介します。女子生徒や勉強垢系高校生にも人気のある動画を含んでおり、モチベーションの維持にも効果的です。
🎥①「ねも 東大合格マインド」さん:女子東大生の黄チャート活用法
- 黄チャートを「3周」して定着させる手法を提案
- 苦手分野の反復による理解強化
- 女子東大生の視点から具体的な使い方を解説
▶ ラ・サールとの共通点:
- 回数よりも「完璧に覚えたか」が重視される
- 苦手問題は何周してでも、定期的に解き直す
- 中間・期末・週テストすべてが黄チャート全範囲から出題
👉 女子校の生徒にもとても参考になる動画です。
🎥②「日常でんがん」さん:タイパ重視の黄チャート戦略
- Exerciseまで解き切ることの重要性を強調
- 「時間は有限」という前提で、典型問題を高速周回
▶ ラ・サールとの共通点:
- 1冊60日で完了する進度(合冊版は2か月)
- 義務自習(19:30〜24:00)で毎日25問ペースで進める
- 反復のタイパ重視で進めることが前提
👉 青チャートの「重さ」に悩む人には特に刺さる内容です。
🎥③「ルウタ(草間塾)」さん:開始時期の重要性と戦略
- 受験生アンケートをもとに「開始時期」を分析
- 高2後半〜高3開始時に始める生徒が多数派である実態
▶ ラ・サールとの決定的な違い:
- ラ・サールでは高1入学前に数I+Aを1周完了済み
- 高1〜高2で数II+B、高3で数III+C+演習用問題集(実戦 重要問題集~新数学演習)へ移行
- 黄チャート未定着だと週テストで0点・1ケタも普通にある
👉 ラ・サール式の「先行逃げ切り型」の優位性が分かる動画です。
🔍 なぜラ・サールは青チャートでなく黄チャートを選ぶのか?
- 暗記のスピードと反復効率(=タイパ)が圧倒的に高い
- Exercise含む全範囲が週テストの得点に直結する
- 義務自習に適しており、毎日25題ペースで繰り返せる
灘のような地頭があれば青チャートも可能ですが、ラ・サールでは再現性とタイパを重視して黄チャートを進めます。
まとめ:動画を通じて「黄チャートの本質」に気づく
黄チャートは厚くて手強い教材に見えますが、ラ・サールのように繰り返して解法を暗記し尽くすことで、最強の得点源になります。
「何周したか」ではなく「完璧に覚えたか」がカギです。今回紹介した3本の動画は、その核心を見抜いて実践している点で非常に参考になります。
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黄チャート 一周は何日?例題だけ・1日何問で終わる?ラ・サール式攻略【2025年版】
黄チャートは何日で終わる?一周時間・例題だけで回す最速ルートをラ・サール式で解説【2025年最新版】
黄チャート(黄色チャート)は何日で終わるのか?一周するには何時間必要か?例題だけで回すなら何日かかる?本記事では、ラ・サールの勉強法をベースに、黄チャートを最短で一周するためのスケジュール、1日あたりの問題数、科目別の所要時間、青チャートとの比較などを完全解説します。
- 黄チャートは何日で終わる?一周時間・例題だけで回す最速ルートをラ・サール式で解説【2025年最新版】
- 黄チャートは何日で終わる?一周の目安
- 【科目別】黄チャートの問題数と1日の目安
- 【例題だけ】で回すなら何日?
- ラ・サール式スケジュール【3年計画】
- 義務自習とは?
- 青チャート vs 黄チャート
- 黄チャートが終わったら次にやること
- よくある質問(FAQ)
- おわりに
黄チャートは何日で終わる?一周の目安
ラ・サール式では、黄チャート1冊(数学I、A、II、B、III、C)を基本的に「1か月=30日」で一周することを前提にスケジューリングされています。これは、ラ・サールの学内テスト(特に新高1の入学直後に課される実力テスト)の出題範囲が、黄チャート全体に及ぶことがあるためです。
特に、数学Iと数学Aは新課程により合本(1冊に統合)されていますが、この場合も「2か月(60日)」を目安に計画されます。つまり、数I+Aの合本を1か月で終えるというのは現実的ではなく、過度にスピード重視にならないよう注意が必要です。
この「1か月1冊」の進度は、黄チャート全体(例題・Practice・Exercise A/Bなど)を1日18~25問程度のペースで処理することに相当します。たとえば、数学IIであれば総問題数が約732問なので、1日25問で計算するとおよそ29日で完了することになります。
ラ・サールでは朝自習(05:00〜07:00)と義務自習の時間(19:30〜24:00)に、こうした問題を「暗記する」形で進めており、いわば英単語暗記と同じように数学の解法をインプットしています。これを入学前の春休みから徹底して進めることで、入学直後の定着度テストで好成績を残し、好スタートを切ることが推奨されています。
【科目別】黄チャートの問題数と1日の目安
以下は、黄チャート(数研出版『チャート式 解法と演習数学』)各科目ごとの総問題数と、それを1か月で一周する際の1日あたりの目安問題数です。
| 教科 | 総問題数 | 1日あたりの目安 |
|---|---|---|
| 数I | 522問 | 約18問/日 |
| 数A | 499問 | 約17問/日 |
| 数II | 732問 | 約25問/日 |
| 数B | 264問 | 約9問/日 |
| 数III | 555問 | 約19問/日 |
| 数C | 500問 | 約17問/日 |
- 上記の「総問題数」には、例題・CHECK & CHECK・Practice・Exercise(A/B)・Research & Work のすべてを含んでいます。
- ラ・サールでは、このように1日ごとにこなすべき目安量が明示されており、義務自習などで日割りスケジュールに従って暗記的に取り組む指導が徹底されています。
- 特に問題数の多い数IIや数IIIでは、復習を含めたスケジューリングが重要になります。

【例題だけ】で回すなら何日?
黄チャートを「例題だけ」で一周したい場合、各科目の例題数をもとに、1日あたり15問ペースでの所要日数を算出することができます。これは時間のない受験生や、入学前に最低限の解法パターンを身につけておきたい人向けのミニマム戦略として有効です。
| 教科 | 例題数(基本+重要+補充) | 所要日数(15問/日) |
| 数I | 157問 | 約11日間 |
| 数A | 138問 | 約10日間 |
| 数II | 225問 | 約15日間 |
| 数B | 80問 | 約6日間 |
| 数III | 181問 | 約13日間 |
| 数C | 150問 | 約10日間 |
【効率ルート】例題 → Practice だけで回す
- 実際には、例題だけでは応用力や定着にやや不安が残るため、Practice(各例題に対応した類題)も併用するのが現実的です。
- この場合、例題とPracticeをセットで1日15~20問のペースで進めると、各科目とも約2~3週間で一周できます。
- さらに短期集中型の場合は、1日30問ペースで1〜2週間で完了することも可能です。
推奨:
- 春休みの2週間〜1か月を活用して「例題+Practice」ルートを一周
- 時間がなければ「例題のみ」を1日20問ペースでこなすことで最低限の備えに
ラ・サールの学習現場でも、特に春休みなどの先取り学習では「例題→Practice→EXERCISE」は順を追って段階的に進めるスタイルが主流であり、最初から全てを完璧にやる必要はありません。重要なのは、まず1周目を“完走すること”です。
ラ・サール式スケジュール【3年計画】
ラ・サールでは、黄チャートを用いた数学学習が「3年間の長期プラン」によって段階的に構築されています。このスケジュールは、大学入試の本格的なアウトプット演習(高3)に向けて、計画的に基礎〜応用を完成させる構造です。
- 中3卒業〜高1入学前(春休み):黄チャート数I+Aを「1日20〜30問」ペースで一周し、基本的な解法を暗記。入学直後の実力テスト(出題範囲:数I+A)に備える。
- 高1前期(4〜8月):数I+Aを繰り返し復習し、「Practice」「Exercise」まで含めて定着を図る。定期考査や週テストも全て黄チャート準拠。加えて、教科書傍用問題集(4STEP・メジアン)や『1対1対応の演習』も並行して使用される。
- 高1後期〜高2直前(9〜3月):黄チャート数II+Bを同様に1か月ずつで進め、春休みで一周完了を目指す。4STEP・1対1対応の活用も継続。
- 高2(4〜翌年3月):数II+Bの再演習とともに、夏以降に数III+Cを開始。この時期から『実戦 重要問題集』『新課程数学の構成 入試問題集』を導入し、入試準備が本格化する。4STEP・1対1対応の活用も継続。
- 高3(4月〜):数III+Cを繰り返し復習しながら、『1対1対応』『重要問題集』『新課程数学の構成 入試問題集』の反復と並行して、『新数学演習』など最高難度の教材を使用した入試演習へ移行。
このように、ラ・サールでは「入学前→高1→高2→高3」の各時期において、段階的に「黄チャート → 傍用問題集 → 入試演習」へと進化していくカリキュラムを設計しており、生徒は義務自習などを活用して、自主的かつ反復的な学習サイクルを形成しています。
義務自習とは?
ラ・サールでは、毎晩「義務自習」と呼ばれる時間が設けられており、19:30〜22:00の間、生徒全員が自習室のような環境で一斉に学習を行います。これは強制参加であり、「義務」として日課に組み込まれています。
この時間帯は、主にインプット型の学習、特に数学の黄チャートの例題や解法の暗記にあてられています。英単語の暗記と同様、黄チャートの解法を一つひとつ“覚える”という姿勢が求められ、まるで解法を単語帳のように反復して覚えることが前提となっています。
また、義務自習後も消灯時間(24:00)まで引き続き自習を継続する生徒も多く、特に上位層はこの時間を利用してさらに演習や復習に取り組んでいます。
なお、義務自習中には教員の巡回はありません。監督として巡回するのは、体育教員などが兼任する「舎監」であり、彼らは勉強を教える役割ではなく、点呼や生活指導、安全確認を担っています。そのため、学習内容や進め方はすべて生徒自身の裁量と責任に委ねられており、自律的な学習習慣が強く要求されます。
この「自主的暗記×集団自習」という構造が、ラ・サールの学習文化の中核をなしており、黄チャートをはじめとする全学習がこの時間に支えられています。
青チャート vs 黄チャート
黄チャートと青チャートの違いを理解することは、適切な参考書選びに直結します。以下はラ・サール式勉強法の観点からの比較です。
✅ 青チャート:網羅型
- 入試で出題されうるあらゆるレベルの問題をカバー。
- 難問・奇問・複雑な設定の問題が多く、1問あたりの処理時間が長くなる傾向。
- 解法の理解に時間がかかるため、数学に時間を割ける上位層や、灘などの超難関校で使用。
- 基本例題だけでなくExerciseまでハイレベルな設問が続く。
✅ 黄チャート:暗記型
- 典型問題とその解法パターンに絞って構成されており、問題設定がシンプル。
- 各単元の基本例題・Practiceで“頻出パターン”を効率的に暗記可能。
- タイムパフォーマンス(タイパ)に優れ、短期間での一周・反復が可能。
- ラ・サールでは、この黄チャートを「暗記教材」として徹底活用し、義務自習で反復演習を重ねる。
✅ タイパ重視の戦略において黄チャートが優れる理由
- 入試数学は“点を取るゲーム”であり、典型問題の取りこぼしが命取りとなる。
- 青チャートは時間効率が悪く、他科目の勉強時間を圧迫するリスクあり。
- 黄チャートは典型問題で高得点を狙える構造であり、「まずはここを完璧に」が受験戦略上の基本。
✅ 使い分けの指針
- 「数学が得意・志望校が灘/開成/筑駒系」→青チャート可
- 「タイパ重視・全教科バランス型・国公立や中堅〜難関私大志望」→黄チャートが最適
ラ・サールでは、「最短で解法パターンを網羅し、反復で定着させる」という思想のもと、黄チャートが基幹教材として用いられています。このタイパ重視戦略こそが、入試本番において確実な得点力を支える武器となります。
黄チャートが終わったら次にやること
黄チャートが一通り終わった後、ラ・サールでは段階的に次の教材へと移行していきます。ここからは、インプットした解法を“使いこなす”段階に入り、入試に向けた応用力を育てるフェーズになります。
✅ 授業で使う教材:4STEP、メジアン
- 教科書傍用問題集である「4STEP」および「メジアン」は、授業で教師の解説を受けながら演習する形式。
- 問題に対して、5〜7人同時に黒板に呼ばれ、前に立って解答を書くスタイルが一般的。
- そのため、あらかじめ黄チャートで類題の解法パターンを暗記していないと、黒板で何も書けずに立ち尽くすリスクがある。
- 解説が簡略な傾向があるため、事前に解法を頭に入れておく「予習」が必須。
✅ 義務自習で使う教材:1対1対応、重要問題集、新課程数学の構成、新数学演習
- 『1対1対応の演習』(東京出版):黄チャートの次に位置づけられる応用教材。基本~標準レベルの問題で解法の活用練習を行う。
- 『実戦 重要問題集』(数研出版):高2以降に導入される定番問題集。解説が詳しく、新課程対応で使用頻度が高まっている。
- 『新課程数学の構成 入試問題集』(数研出版):前年度の入試問題から良問のみを精選した問題集。義務自習で暗記的に取り組まれ、応用力の定着に効果的。
- 『新数学演習』(東京出版):最難関レベルの問題集で、ラ・サールでは週テストや模試に備えて高3で使用される。
これらの教材は、いずれも「授業で解説されない」前提で進められます。生徒は義務自習などの時間を使って、各教材の問題を自力で暗記・理解する必要があります。
黄チャートで“基礎体力”をつけた後、こうした応用問題集を活用することで、東大や医学部レベルの記述問題にもしっかり対応できる学力が養われていきます。
よくある質問(FAQ)
Q:黄チャートを完璧にするとどれくらいの偏差値になる?
黄チャートを例題・Practice・Exerciseレベルまで“完璧に仕上げる”と、進研模試や河合模試では偏差値65〜70以上、難関大模試(東大・京大・医学部模試)では60台後半〜70前後まで到達可能です。ラ・サールの内部でも、黄チャートを義務自習で完遂している生徒は学年上位に食い込む傾向が強く、週テストでも90〜100点を安定して取ることができます。
Q:黄チャートだけで東大・医学部に合格できる?
結論から言えば「YES、ただし条件付き」です。黄チャートは“基礎〜標準”問題を高速で反復するのに適した教材であり、典型問題への反応速度を鍛えるには非常に優れています。ただし、東大や医学部では「典型問題の組合せ」や「論証力・記述力」も問われるため、黄チャートの後に『1対1対応の演習』『重要問題集』『入試問題集』『新数学演習』といった教材で応用力を鍛える必要があります。ラ・サールではこの一連の流れが体系化されており、実際に多くの東大・医学部合格者が黄チャート出発で合格しています。
Q:Exerciseは全部やるべき?
ラ・サールでは、Exercise(章末問題)も基本的には「やる前提」で進められています。なぜなら、週テストや実力考査の出題形式が「黄チャートのExerciseの数字を変えただけ」のような内容であるためです。時間がなければ例題+Practiceだけに絞ることも可能ですが、成績上位層はExerciseまで徹底的に取り組み、解法を全て覚えている生徒も珍しくありません。
おわりに
黄チャートは、単なる参考書ではなく、ラ・サール式学習の中核を担う“戦略的な武器”です。典型問題の解法をひたすら暗記し、反復によって即応性を磨く。その姿勢こそが、受験数学において「確実に点を取る」力を生み出します。
ラ・サールでは、授業に頼ることなく、自分自身で計画を立て、自習時間にすべてを暗記していくという、極めて自律的な学習スタイルが徹底されています。もちろん、これは並大抵の覚悟では続きません。しかし、黄チャートをやり切って得た実力は、偏差値・得点・合格実績という形で確実に表れます。
この記事を読んで「黄チャートは量が多くて大変そうだ」と感じた方もいるかもしれません。しかし、1日20問、30問と地道に積み上げれば、必ずゴールは見えてきます。青チャートのように広く深くを追い求めるのではなく、「速く・確実に・反復して定着させる」──それが黄チャートの真髄です。
受験は情報戦です。他人が青チャートで消耗している間に、自分は黄チャートでステータス(学力)を最短で上げていく。攻略本のように黄チャートを使い倒し、受験というRPGを最速クリアしてください。
あなたの受験戦略に、この「ラ・サール式黄チャート法」が少しでも貢献できたなら幸いです。
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黄チャートはMARCHレベルを超える?Exercise Bまで解けば合格圏【ラ・サール式60日完成法】
黄チャートはMARCH入門レベル?本当の実力をラ・サール式勉強法から検証する
「黄チャートってMARCH入門レベルって聞くけど、本当にそれだけ?」
そんな疑問を抱いたことがある人は少なくないでしょう。確かに、黄チャートは「基礎〜標準レベル」の参考書として紹介されることが多く、特に例題レベルは中学生でも理解できる内容が多いのも事実です。
実際、ラ・サールでは、高1入学直後のテスト範囲に黄チャート数Iおよび数Aの全範囲が指定されており、中学卒業時点で黄チャートを一周しておくことが現実的かつ前提とされているため、中学生でも黄チャートを使って数I+Aを一通り学習することが十分に可能であるという認識が根付いています。
しかし、Exercise BやResearch & Workまでやり切ると、黄チャートは「単なるMARCH入門」どころか、共通テスト満点・地方国公立二次レベルに到達可能な教材へと変貌します。
この記事では、黄チャートのレベルは本当にMARCH入門なのか?という疑問に対して、ラ・サールで実践されている60日完成の勉強法をもとに、実証的に検証していきます。
黄チャートのレベルはMARCH入門?【結論:一部正しいが不十分】
「黄チャートはMARCH入門レベル」という評価は、主に例題〜Practiceレベルの印象に基づいています。たしかに、前半は丁寧で基礎的な構成が多く、はじめて学ぶ人にも優しい内容です。
しかし、黄チャートの真価は例題からExercise Bまでを一貫してやり切ったときに現れるものです。
特にExercise Bでは、誘導なし・複合的・論証型の問題が多く、共通テストはもちろん、MARCH〜地方国公立二次試験に完全対応した演習力を育成します。
なぜ「MARCH入門」と誤解されやすいのか?
例題だけでは黄チャートのレベルは見えない
書店で目にする範囲は多くが例題パートです。ここだけを見れば、「簡単な問題集」と誤認されるのも当然です。
構造的難易度は後半に集中している
黄チャートは「初学者に親切だが、後半で一気にレベルを引き上げる」設計です。特にResearch & Workの問題は、思考力・論証力・数学的構造の理解を求められるため、偏差値60以上の大学を狙う生徒にとって不可欠な演習素材です。
Exercise BはMARCHを突破する演習力を保証する
MARCHレベルの入試問題と黄チャートのExercise Bを比較すると、その類似性は極めて高いです。
- 誘導なし
- 計算+論証の組み合わせ
- 汎用パターンからの派生問題
これらを解けるようになることで、実戦力・思考力・対応力の3つが揃うため、偏差値60〜65程度の私大・国公立入試には明確なアドバンテージになります。
ラ・サールではExercise Bまで暗記するのが常識
ラ・サールでは、黄チャートを使った義務自習の中心は例題〜Exercise Bの暗記レベルの反復です。週テストでも「黄チャートの数字違い問題」が出題され、範囲を飛ばすことはできません。
ラ・サール式:黄チャート合冊版を60日で仕上げる
ラ・サールの進度管理は極めて厳格です。合冊版(数I+A)を60日で一周、1日25問ペースで解法を完全記憶します。
- 朝自習(5:00〜7:00)
- 夜の義務自習(19:30〜24:00)
- 教員による個別指導なし、全て自学
この進度と密度を守れば、Exercise Bまで含めてMARCH突破に必要な実力が完成します。

【比較】青チャートと黄チャートの違いと使い分け
青チャートは設定が複雑で、時間がかかります。解法の本質をつかむ前に疲弊する受験生も多く、理解効率・反復性・汎用性の点で黄チャートに軍配が上がるケースが多いです。
ラ・サールではあえて黄チャートを使い、「時短・深掘り・徹底反復」で合格者を輩出しています。
まとめ:黄チャートのレベルを正しく見極めることが合格の第一歩
- 例題レベル=MARCH入門:正しい(中学生でも解ける)
- Exercise Bまで完遂=MARCH突破:これが本質
- ラ・サール式=60日で1冊暗記:再現可能な成功法則
- 黄チャートの価値=「使い方」で決まる
黄チャートのレベルを例題だけで判断するのは危険です。最後までやり切って初めて、「MARCHどころか東大・京大・医学部・旧帝大も視野に入る」基礎力が完成します。
あなたが本気で数学を武器にしたいなら、まずは黄チャートを60日で完遂する覚悟から始めましょう。
関連記事リンク
ラ・サール式 黄チャート活用法マニュアル
〜最速で基礎を固め、入試レベルまで到達する学習ロードマップ〜
【第1章】学習の基本方針
🔰 ラ・サール式を参考にした3つの原則
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先に暗記 → 後から理解
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教科書よりも先に黄チャートで「解法パターンの暗記」を優先。
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1ヶ月で1冊完了
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黄チャート1冊(数学I/A/Ⅱ/B/Ⅲ/C)を約30日で終えるスピード感。
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復習こそ本番
-
解けなかった問題・うろ覚えの問題は3回以上解き直して完全定着。
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【第2章】1日の学習スケジュール例
| 時間帯 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 朝(30分) | 前日やった例題の復習(5~10問) | アウトプット重視 |
| 午後(1〜2時間) | 新しい例題20~30問を学習 | インプット重視 |
| 夜(ラ・サールでは義務自習19時~22時(24時まで延長可)) | 新しい例題20~30問を学習・今日の解けなかった問題を再確認 | インプット重視・間違えた理由をメモする |
※時間が取れない日は「復習重視」でOK
【第3章】黄チャート活用のステップ
📌 ステップ1:準備(使用教材)
-
黄チャート
-
チャート専用ノート(必要に応じて)
-
教科書 or 4STEP(必要に応じて)
-
1対1対応の演習(応用パターンの解法暗記、後半で使用)
📌 ステップ2:1周目(インプット重視)
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| ① | 各章の「要点チェック」で基本知識を確認 |
| ② | 例題だけを解く(Exerciseは後回し) |
| ③ | 解けなかった問題には ✅印と解法メモを記録 |
| ④ | 解答を見て、**「なぜその式が出るのか」**を考える |
→ 重要:この段階では完全暗記を目指す必要なし
📌 ステップ3:2周目(定着)
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| ① | ✅印をつけた問題を中心に再挑戦 |
| ② | 今回も解けなかったら再度✅+✕(ダブルマーク) |
| ③ | 似た問題を横展開して理解を広げる |
📌 ステップ4:3周目以降(仕上げ)
-
✅✕問題を 完答できるまで繰り返す
-
自分で時間を測ってアウトプット練習(テスト形式)
【第4章】月間スケジュール例(数学Ⅰ)
| 期間 | 進捗目標例 |
|---|---|
| 1〜10日目 | 例題を1日20問ずつ学習(計200問) |
| 11〜20日目 | 残りの例題を進めつつ、前半の復習 |
| 21〜25日目 | 苦手例題の再挑戦+整理 |
| 26〜30日目 | テスト形式の演習(予備日) |
【第5章】応用ステップ
🔄 ステップ5:1対1対応の演習へ進む
-
黄チャートで基礎固め完了後は、1対1で応用パターンの解法暗記
-
例題→演習問題という流れが黄チャートに近く、自学に適している
【第6章】学習を定着させる工夫
✅ 解法記憶ノート
-
自分が苦手な問題だけをピックアップした「解法パターンノート」を作る
-
各問題ごとに「考え方・使う公式・解法の型」を整理して記録
✅ テスト形式の練習
-
週末に10問程度を時間制限ありで実施
-
解けなかった問題は再度ノートにまとめて分析
【第7章】よくある失敗と対策
| 失敗例 | 対策 |
|---|---|
| 解説を読んだだけで「わかった気」になる | 必ず自力で手を動かすこと |
| 苦手問題を放置する | ✅マークを使って明示し、後回しにしない |
| 1問に30分以上かかる | 時間制限を設け、わからない時は潔く解説へ |
【第8章】Q&A
Q. 黄チャートだけで本当に大丈夫?
→ ラ・サールでは、黄チャートを完璧にすることで「典型問題」をつぶし、数学における“基礎力の完成”=最低ラインの突破を狙っています。
そしてそのラインを超えたところから、本格的な演習や応用へと進んでいく、という考え方です。40年以上にわたり、ラ・サールは黄チャートの全問を完璧に仕上げて東大・国立医学部に合格させているのが何よりの証拠です。また、河野玄斗さんも、「黄チャート1冊を1か月で1周する」学習法を推奨しています。
Q. 学校で青チャートが配られたんだけど?
→ 青チャートは理解に時間がかかることも。テンポよく進めたいなら、黄チャートで例題〜Exerciseまで全問解き切る方が早く到達できる。暗記する解法パターンの数はさほど変わらない。ラ・サール式では青チャートは不要で、黄チャートを完璧にすれば十分です。
Q. 自分は黄チャートをやるべきか、青チャートをやるべきかわからない
→ 以下の記事をご覧下さい。
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🔚 まとめ:黄チャート活用で得られる3つの力
-
パターン認識力:典型問題を瞬時に見抜く力
-
再現力:同じ問題を確実に解ける「型」の定着
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計画力と継続力:日々の積み上げによる学習習慣
黄チャートだけで十分?ラ・サール式勉強法と青チャートの違いを徹底解説

〜青チャート沼にハマる前に、立ち止まって考えてほしいこと〜
青チャートを強く推す人を見かけると、少し引っかかることがあります。
もちろん本人は良かれと思って勧めているのかもしれませんが、「数学に時間をかけさせて、他の科目の勉強時間を削らせるような結果になっていないか?」と考えてしまうのです。
受験は、情報戦でもあります。青チャートで消耗している間に、自分は黄チャートでサクサクと解法暗記を進め、他の受験生より一歩リードしていく。
まるでRPGで、敵と無駄な戦闘を繰り返しているライバルを横目に、自分は最短ルートでラスボスに向かっているような感覚です。
黄チャートは、「解法暗記」という観点から見れば、受験数学における“攻略本”のような存在です。
青チャートのように網羅性は高くなくても、必要なアイテム(典型問題とその解法)はしっかり揃っていて、効率よくステータス(学力)を上げられるのです。
受験数学というこの“点取りゲーム”で勝ち抜くためには、どの武器(参考書)を使うかが重要。
そして黄チャートは、「時短で基礎〜標準をマスターし、応用への足場を作る」という点で、非常にコスパ・タイパが良い教材です。
青チャートはたしかにレベルの高い問題集です。しかし、「到達レベルが高そうだから」という理由だけで安易に飛びつくのは危険です。
まずおすすめしたいのは、黄チャートのExercise(章末問題)を本屋などで立ち読みしてみる*1こと。
もしそれらがスラスラと解けるようであれば、黄チャートの内容はすでに十分身についているはずです。その場合は、自分に合った難易度の問題集(青チャートでも赤チャートでも)を選ぶとよいと思います。黄チャートのExercisesがスラスラ解けている状態なら、いきなり、「1対1対応の演習」や「教科書傍用問題集」を始めても、十分解法を理解できるレベルに達しています。
一方で、Exerciseに取り組んでみて「ちょっと詰まる」「考え込む」ような感覚があれば、まずは黄チャートをしっかり仕上げることを強くおすすめします。
ラ・サールでは、黄チャートを完璧にすることで「典型問題」をつぶし、数学における“基礎力の完成”=最低ラインの突破を狙っています。
そしてそのラインを超えたところから、本格的な演習や応用へと進んでいく、という考え方です。
黄チャートを完璧にした後は、志望校の過去問、教科書傍用問題集、新スタンダード演習、やさしい理系数学、プラチカ、重要問題集(数研出版)など、自分の目標やスタイルに合った演習教材に取り組めば十分です。
以前は、黄チャートを中途半端に終えたまま本番に突入する受験生も少なくありませんでした。
しかし最近では、黄チャートでしっかり基礎を固めることの重要性が見直されてきていると感じます。
ゲームにたとえるなら、こんな感じです
黄チャートを飛ばしていきなり青チャートから始めるのは、ゲームでいうなら次のような状況に似ています。ピンときたゲームがあればいいのですが…
-
ポケモン:最初の草むらでレベル上げ(黄チャートでの解法暗記)もせず、いきなりジム戦に挑む(青チャート以上に取り組む)ようなもの。まずは野生ポケモン相手に経験値を稼ぎ、タイプ相性や基本戦術を覚えるところから始めましょう。それが黄チャートでの解法暗記です。
-
スプラトゥーン:エイム練習も立ち回りもできていないのに、Xマッチで勝とうとするようなもの。まずはナワバリバトルで基礎を叩き込みましょう。それが黄チャートでの解法暗記です。
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マリオ:操作方法も覚えていないまま、いきなりクッパ城に挑戦するようなもの。まずは1-1から、少しずつステージを進めていきましょう。黄チャートは1-1から始まります。青チャートは4-1から始まるようなものです。
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Apex Legends:リコイル制御も連携もわからないまま、いきなりランク戦に挑むようなもの。ボコボコにされてモチベーションを失ってしまいます。最初はカジュアルマッチで感覚を身につけるのが基本。それが黄チャートでの解法暗記です。
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Minecraft:木も切らずに、道具も作らずに、いきなりエンダードラゴンに挑むようなもの。まずは木を切って、斧や剣を作るところから。黄チャートでの解法暗記はその“最初の木こり”にあたります。
保護者の方へ(ドラクエ世代の皆様に)
黄チャートを飛ばして青チャートに手を出すのは、ドラクエIIIで言えば、レベル3のままアリアハンを出てロマリアに向かうようなものです。
準備不足のまま強敵と戦えば、当然のように全滅してしまいます。
まずはアリアハン周辺でレベルを8まで上げ、装備を整えてからロマリアへ向かうのが王道ですよね?
それと同じように、アリアハン(黄チャートでの解法暗記)で基礎を固めてから、次のステップへと進んでほしいと願っています。
ラ・サールでは、高1入学式直後のテストは「ロマリアに行く」ことを意味します。そのため、高校入学までの春休みのうちにアリアハン(黄チャート数Ⅰ+A)で少なくともレベル8あたり(黄チャート数Ⅰ+Aをそれぞれ一周すること)までレベルを高めておく必要があるのです。
おわりに
黄チャートは、決して“簡単すぎる問題集”ではありません。
基礎から応用への橋渡しとして、しっかりと作り込まれた一冊です。
今の自分に必要なのは「より難しい問題」か、それとも「確かな基礎の積み上げ」か。
冷静に自分の実力を見極めながら、最適な選択をしてほしいと思います。
焦らず、着実に。黄チャートを完璧に仕上げれば、必ず数学の学力はラ・サールレベルに達します。一歩一歩、着実に積み重ねてくださいね。
参考になりましたら幸いです。
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*1:もしも立ち読み防止のためにビニール包装されていて中の問題を確認できない場合は、購入を前提として『黄チャートか青チャートか、どちらかを買う予定なので、数問だけ中身を確認させてほしい』と書店員さんに伝えてみましょう。たいていの場合、快くビニールを外して見せてくれます。もし相手が少し頑固そうなら、このページをスマホで見せて説明するとスムーズかもしれません。遠慮せず、黄チャートのExerciseが自分にとって適切なレベルかどうか、しっかり確認して選びましょう。
ラ・サール式 現代文・古文漢文の学習法
ラ・サールでは、生徒たちが現代文の授業でより深い理解を得られるよう、独自の教育方法を採用しています。
この記事では、その授業スタイルや使用される教材、演習方法についてご紹介します。
授業スタイル
ラ・サールの現代文授業では、数学の授業と同じく、黒板を使ったインタラクティブな学習スタイルが取り入れられています。
現代文の授業では、東大型の設問を教師が出題し、生徒が5~7問ずつ黒板の前で解答を書きます。
生徒は黒板に向かって自らの答案を書き、その場で教師からの添削と解説を受けます。
この方法により、生徒は即座にフィードバックを受け、理解を深めることができます。
このプロセスを通じて、生徒はその場で添削を受けることができ、また、同じレベルの生徒同士で解答水準を比較することが可能になります。
教材
授業では、教科書や評論・小説のプリント、そして学校が採用している演習問題集が使用されます。
これらの教材は、他の一般的な学校で使用されているものと大きな違いはありませんが、時代に応じて更新され、最新の情報に基づいています。
古文漢文のアプローチ
ラ・サールの古文漢文授業の取り組みは、多くの方が想像する伝統的なスタイルを踏襲しています。すなわち、教科書を中心に読解を進め、教師が詳細な解説を行うことで、生徒たちは古典文学の理解を深めています。
教材
古文漢文においては、新しい教材の方が有益であることが多いため、ラ・サールでは最新の教材を採用しています。これらは市販のものと大きな違いはなく、生徒たちにとってアクセスしやすいものです。教科書やZ会の市販の問題集のほか、「原色 小倉百人一首」(文英堂)が配布され、それらの文章や和歌から考査・週テストが出題されます。
古文漢文では、週テストの題材として「最強の古文 読解と演習50」(Z会出版)まで出題されることがあります。この問題集は非常に高いレベルを要求される内容となっています。
まとめ
ラ・サールの現代文授業は、伝統的な学習方法と現代的な教材を組み合わせることで、生徒たちの学習体験を豊かにしています。教師の即時のフィードバックと同級生との比較を通じて、生徒たちは自身の理解を深め、学習の質を高めることができます。
その他の科目については以下をごらんください。
このシステムは本当に素晴らしいので、学校を信じて勉強を頑張ってください!
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ラ・サール式勉強法:効果的な数学学習のポイント
ラ・サールの勉強法は伝統的なカリキュラムであり、数々の生徒を東大・国立医学部など名門大学に送り出してきた実績があります。この記事では、数学学習の基本から長期休暇の対策まで、ラ・サール流の勉強法を紹介します。
*なお、当ブログでは、「実戦 重要問題集」という表現は、一般的な意味ではなく、ここでは数研出版の教材「実戦 重要問題集」を指しています。同様に、「1対1対応の演習」という表現も、一般的な意味とは異なり、東京出版の教材「1対1対応の演習」を指しています。
1. 数学学習の基本1: 黄チャートからのスタート
数学学習の基礎となるのが、黄チャートです。
新高1に入学すると、チャート式 解法と演習 数学Ⅰ+A(通称・黄チャートⅠ+A)が必要とされます。
黄チャートでの予習は必須であり、春の学習が重要です。
2. 数学学習の基本2: 傍用問題集で解法パターンを演習
教科書傍用問題集「4STEP」(数研出版)は、学校側から配布されます。
授業で解かせるための教材であり、解答解説が簡略化されています。
黄チャートで解法のパターンを覚え、その知識をもとに演習を行います。
3. 数学学習の基本3: 黄チャート+傍用問題集で1対1対応の演習に取り組む
黄チャートと傍用問題集で解法パターンを暗記した後は、「1対1対応の演習(東京出版)」に取り組みます。
考査や週テストでは、問題の数字が変わって出題されますが、解法は同じです。
黄チャートと傍用問題集を使って解法パターンを増やし、1対1対応の演習に備えます。
4. 考査・週テスト
考査や週テストでは、黄チャート、教科書傍用問題集「4STEP」、1対1対応の演習、重要問題集(数研出版)から問題が出題されます。
解き方は同じで、数字を変えたものが出題されるため、解説が載っている教材をしっかり覚えることが重要です。
5. 長期休暇(夏休み、冬休み)
長期休暇の宿題は、進行中のチャートや教科書の問題全てに加えて、傍用問題集「4STEP」や「1対1対応の演習(東京出版)」、教員が適当とする問題集も含まれます。
これらの問題を1日30題程度暗記する必要があります。
具体的な勉強法や教材情報はこちら
まとめ
ラ・サールの勉強法は伝統的なカリキュラムであり、数々の生徒を名門大学に送り出してきた実績があります。
このシステムは本当に素晴らしいので学校を信じて勉強を頑張ってください。
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ラ・サール流学習術:40年以上変わらぬ勉強法・教材・授業を共有
40年以上変わらない、ラ・サールの授業方法とその効果的な学習法を紹介します。
ラ・サールの勉強法は伝統的なカリキュラムであり、数々の生徒を東大・国立医学部など名門大学に送り出してきた実績があります。
基本的な進め方は、黄チャートから始まり、教科書や傍用問題集を使った演習とその解説までを含むスタイルです。
授業では、5〜7人の生徒が黒板の前で問題を解き、教員がそれを添削・解説していく形式を取ります。
この授業方法が40年以上変わらず通用する理由は、その効果が実証されているからです。
ここでは、その具体的な学習法を紹介します。
*なお、当ブログでは、「実戦 重要問題集」という表現は、一般的な意味ではなく、ここでは数研出版の教材「重要問題集」を指しています。同様に、「1対1対応の演習」という表現も、一般的な意味とは異なり、東京出版の教材「1対1対応の演習」を指しています。
1. 数学学習の基本1: 黄チャートからのスタート
数学学習の基礎となるのが、黄チャートです。
新高1に入学すると、チャート式 解法と演習 数学Ⅰ+A(通称・黄チャートⅠ+A)が必要とされます。
このチャートは、入学後すぐに行われる考査の範囲として指定されています。
黄チャートでの予習は必須です。春の学習が重要なので、頑張ってください。
授業では、教科書や問題集を使った演習が行われますが、その前提として、黄チャートでの予習が不可欠です。
入学前から分かるように、解法の暗記が重要視されます。もちろん、理解してから暗記するのが理想的ですが、暗記が必要不可欠です。
2. 数学学習の基本2: 傍用問題集で解法パターンを演習
教科書傍用問題集「4STEP」(数研出版)は、学校側から配布されます。
この書籍には解説が略解しか含まれていないため、暗記よりもアウトプットのために使用されます。授業で解かせるための教材です。
*黄チャートは自学自習で解法を暗記するための教材であり、授業に用いることはありません。
教科書や問題集には解答解説が簡略化されているため、授業では5〜7人の生徒が問題を解き、その解法を黒板の前で発表します。
予習が不十分だと、黒板に何も書けなくなってしまうため、生徒は恥をかくことになります。
このため、黄チャートで解法を予習しておく必要があります。
入学前に黄チャートを行う指示があるのも、そのためです。
「4STEP」を直接行う前には、まず黄チャートで解法のパターンを覚えます。
したがって、チャートで解法をインプットし、その知識をもとに教科書傍用問題集「4STEP」をアウトプットし、理解不足な点を授業で補う必要があります。
チャートでのインプットが不十分だと、授業は消化不良になります。
黄チャートで解き方のパターンを覚えないと、授業が理解できなくなることに加え、
授業では、教科書傍用問題集「4STEP」を黒板で解かせ、教員が解説していきます。
裏技として、親が教員であれば、「4STEP」の教授用資料を入手することができます。
ただし市販されておらず、高額で転売されることがあるため、購入はおすすめしません。
教授用資料を使えば、授業で当てられた問題を丸写しすることができますが、それは一時しのぎであり、本質的な理解は得られません。
教授用資料を見たことがありますが、市販の黄チャートの方がインプットに適していると感じました。(当然ながら、教授用資料は数学教師が使用するものであるため、解答までの過程が省略されています。一方、黄チャートは解答までの過程が丁寧に書かれており、独学にも適しています。)いずれにしても、解法を暗記する必要があります。
ラ・サールの黒板は横に長いですが、それは同時に多くの生徒が黒板に答えを書いていくためです。
このスタイルは、数学と現代文の授業で使用されています。
黄チャートと傍用問題集を使って解法パターンを増やしていきます。これにより、「1対1対応の演習(東京出版)」に備えます。
*なお、当ブログでは、「1対1対応の演習」という表現を使用していますが、一般的な意味とは異なり、これは東京出版の教材のタイトルを指しています。
3. 数学学習の基本3: 黄チャート+教科書傍用問題集で暗記した解法パターンを組み合わせて1対1対応の演習(東京出版)に取り組む
黄チャートと傍用問題集で解法パターンを暗記した後は、「1対1対応の演習(東京出版)」に取り組みます。
「1対1対応の演習(東京出版)」は、適切なタイミングで学校側から配布されます。
考査や週テストでは何度も数字が変わって出題されます。
演習を行う前には、まず黄チャートで解法を覚え、その後演習を行うために時間差を設けて配布されます。
*「1対1対応の演習(東京出版)」は自学自習で解法を暗記するための教材であり、授業に用いることはありません。
考査や週テストでは、これらの問題の数字が変えられて出題されますが、解法は同じです。
そのため、黄チャートや教科書傍用問題集に加え「1対1対応の演習(東京出版)」での解法を十分に理解することが重要です。
4.考査・週テスト
考査や週テストでの問題の出題は、黄チャート、教科書傍用問題集「4STEP」、1対1対応の演習(東京出版)、実戦 重要問題集(数研出版)、新課程数学の構成 入試問題集(数研出版)、新数学演習(数研出版)、東大過去問の中から、考査・週テストまでに進んだ範囲の問題の数字を変えて繰り返し出題されます。
解き方は同じで、数字を変えたものが出題されるため、解説が載っている黄チャートや1対1対応の演習(東京出版)の例題や類題を覚えることが最優先です。
黄チャート、1対1対応の演習(東京出版)は、自学自習で解法を覚えるための教材であり、授業では解説を行いません。
黄チャートや1対1対応の演習(東京出版)で解き方を覚えてから、授業で教科書傍用問題集「4STEP」や実戦 重要問題集(数研出版)、新課程数学の構成 入試問題集(数研出版)に取り組みます。
週テストの課題には、新数学演習(東京出版)や東大過去問も含まれます。新数学演習(東京出版)は授業で解説することはなく、義務自習中にこなす週テスト用の教材です。新数学演習(東京出版)も確実にこなすことで東京大学理科三類(理Ⅲ)も合格できる数学力が身につきます。
これがラ・サールの考査・週テストのカリキュラムです。このカリキュラムは変わっていません。
週テストの成績優秀者の点数は共有されます。
全ての科目ごとに、自分の点数・最高点・平均点・最低点・校内順位が記載された成績表が配布されます。その成績表を配られると同時に、封筒も配られます。この封筒に、先ほど配られた成績表を入れ、保護者の宛先を書き、教師に返却します。
これは、モチベーションを高めたり、理解が不足している部分を補うための暗黙のメッセージです。
5.長期休暇(夏休み、冬休み)
長期休暇の宿題は、進行中のチャートや教科書の問題全てに加えて、傍用問題集「4STEP」や「1対1対応の演習(東京出版)」、教員が適当とする問題集も含まれます。
これらの問題を1日30題程度暗記する必要があります。
夏休みは、寮が7月下旬に閉鎖されるため、強制的に帰省となります。
8月のお盆を過ぎた頃から午前中に授業がありますが、通常の授業と同様です。
9月からは通常の授業が再開されます。もちろん、夏休み明けには宿題の範囲のテストがあります。
6.高2の過ごし方
高2になると、クラス分けが行われます。高2に入る前に、理系か文系かが決まります。
理系はA~D、文系はEクラスになります。
高2からは、高入生と交流する機会が増えます。
部活がある場合は、高1から高入生と交流します。実際に仲良くなるのは文化祭あたりです。
高2では、数学Ⅱ+Bの黄チャートが配布されます。
方法は高1と同じです。数学Ⅰ+Aではなく、数学Ⅱ+Bを同じ方法で学習します。
黄チャート→教科書・教科書傍用問題集「4STEP」→1対1対応の演習(東京出版)→重要問題集(数研出版)→新課程が学習の流れです。
理系の場合、数Ⅲ+Cまで進みます。
高2までは中間考査・期末考査・週テストが主なテストであり、模試は受けません。模試を受ける場合も年1回です。
模試を受けることは高3になってからが主となります。個人で模試を受ける場合は申し込みが必要です。
7.高3の過ごし方
高2→高3に移る際には、理系クラスへの変更(理転)または文系クラスへの変更(文転)が可能です。
数学Ⅲ+Cまで進むことから、理転は不利ですが、文転はそれほど不利ではありません。
文転する生徒の方が多いです。
理転する生徒は、例えば親が医師で、高2で文系に進学したが医学部進学を目指す場合などがごく少数です。
数学Ⅲ+Cの進度の差があるだけで、挽回は十分可能です。
(理転における単位制度などついては、私の期では実際にそうだったということです)
高3になると、模試が中間考査・期末考査・週テストに加えて組み込まれます。
したがって、高3はテストが多くなります。
数学のインプット(黄チャート・1対1対応の演習(東京出版))は高2までに終わります。
高3は、共通テストにのみ使用される科目(理系なら社会、文系なら理科)以外はアウトプット(考査+週テスト+模試)メインとなります。
高2までにインプットを終えている生徒は、高3ではアウトプットを通じて弱点を見つけることができますが、インプット不足の生徒との差が広がります。
このカリキュラムにより、伸びる生徒は高3でも伸び、逆に高2までに不十分な成績だった生徒は、模試の成績が芳しくない結果となります。
ラ・サールのカリキュラムはシンプルですが効果的です。
ラ・サールの学習法は、40年以上変わらず有効性を保ち続けています。
黄チャートから始まり、傍用問題集を経て演習に至る流れは、今も多くの受験生にとって確かな学習法として機能しています。
このカリキュラムは本当に素晴らしいので学校を信じて勉強を頑張ってください。
参考になりましたら幸いです。
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黄チャートから始めるラ・サール流学習術:40年以上変わらぬ授業方法を共有します
東大100名受かっていた時から変わっていない、今でも通用する教材・授業方法・進度を共有します。この伝統的なカリキュラムは、数々の生徒を東大や国立大学医学部などの名門大学に送り出してきた実績があります。
ラ・サールの授業の進め方の大枠は、
・黄チャート→教科書・教科書傍用問題集「4STEP」→1対1対応の演習(東京出版)→重要問題集(数研出版)
・同時に5~7人ほどを黒板の前で解かせて→それを教員が添削・解説していくスタイル
このやり方は40年以上変わっていません。
40年以上変わらず、今でも通用する素晴らしいカリキュラムだと思います。
どのような教材をやっているのか?授業はどのように進むのか?義務自習ではどんなことをやっているのかなど、「塾要らずの勉強法」とはどのようなものか実体験をもとに詳しく解説していきたいと思います。
*なお、当ブログでは、「実戦 重要問題集」という表現は、一般的な意味ではなく、ここでは数研出版の教材「実戦 重要問題集」を指しています。同様に、「1対1対応の演習」という表現も、一般的な意味とは異なり、東京出版の教材「1対1対応の演習」を指しています。
まず、東大受験・医学部受験において黄チャートを効果的に活用するための勉強法を共有します。
数学学習の基本1:黄チャートからのスタート
数学は、新高1にはチャート式 解法と演習 数学Ⅰ+A(通称・黄チャートⅠ+A)を買うように指示があります
「黄チャートⅠ+Aの全ての範囲」が入学後すぐに行われる考査の範囲です。
https://www.amazon.co.jp/dp/4410107178/
新課程 チャート式 解法と演習 数学I+A|チャート式の数研出版
黄チャートで予習が必要な理由と授業での活用方法
黄チャートをこなしたうえで数研出版の教科書と教科書傍用問題集「4STEP」を授業でやります。
数学学習の基本2:教科書傍用問題集で解法パターンを演習+増やす
教科書と「4STEP」は解答解説が略解しかないので、授業ではこれを5~7人に一度に当て、同時に黒板の前で問題を解かせます。
そのため、予習として黄チャートで解法を暗記しておく必要があります。
なぜなら、黄チャートで解法暗記をしていないと、黒板に何も書けなくなってしまい、恥ずかしい思いをすることになるため、黄チャートで予習が必要なのです。
入学前に黄チャートをやる指示があるように、チャートの解法暗記は自分で行う必要があります。
義務自習でもチャートの解法暗記は自分で行う必要がありますので、入学までの間にチャートを1問でも多く暗記しておきましょう。
また、青チャートでなくて大丈夫かと思われる方もいると思いますが、黄チャートでインプット後に並行して4STEPで補っていきます。
ラ・サールでは、黄チャートを完璧にすることで「典型問題」をつぶし、数学における「基礎力の完成」=最低ラインの突破を狙っています。
そしてそのラインを超えたところから、本格的な演習や応用へと進んでいく、という考え方です。
そのため、解法暗記の量としては黄チャート+4STEPで十分で、黄チャートと4STEPを完璧にすれば典型問題を網羅的に潰すことができ、青チャートをやらなくてもその後の問題集に繋ぐことが可能となります。
数学学習の基本3:黄チャート+教科書傍用問題集で暗記した解法パターンを組み合わせて「1対1対応の演習」(東京出版)に取り組む
黄チャートに加え、教科書・傍用問題集「4STEP」で解法パターンの暗記が一通り終わったら、その後で1対1対応の演習(東京出版)に繋ぎ、解法パターンの組み合わせで解ける問題の解法を暗記します。
*なお、当ブログでは、「1対1対応の演習」という表現を使用していますが、一般的な意味とは異なり、これは東京出版の教材のタイトルを指しています。
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黄チャートから1対1対応の演習(東京出版)に繋ぐのではなく、黄チャートのあとに傍用問題集を挟みます。ここが重要です。
黄チャートから1対1対応の演習に繋ぐのではありません。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11223656381上記URLのYahoo!知恵袋の質問で『ラサール高校では「黄チャート」を完璧にするように言われているそうですが「黄チャート」のレベルでは「一対一対応」に繋ぐのは難しいのではないでしょうか? 』とあるとおり、黄チャートからいきなり1対1対応の演習(東京出版)に繋ぐと考えられているようですが、実際は、黄チャートからいきなり1対1対応の演習(東京出版)に繋ぐのではなく、
1対1対応の演習(東京出版)へ繋ぐ前に傍用問題集でアウトプットを兼ねながら、解法パターンを増やした後に1対1対応の演習に繋ぐのです。
このカリキュラムは40年ほど変わっていません。
黄チャート、教科書傍用問題集、1対1対応の演習(東京出版)。
この軸は変わっていません。
高1の考査では、黄チャート・「4STEP」・1対1対応の演習(東京出版)の問題の数字を変えたものが出ます。
解き方は同じで、数字を変えたものが出ますので、解説が載っている黄チャートや1対1対応の演習(東京出版)の例題・類題を覚えることが最優先事項です。
黄チャート・「4STEP」・1対1対応の演習(東京出版)は、全ての問題の解き方を覚えます。全ての問題が考査の出題範囲となるからです。
考査・週テストの数学は黄チャート・教科書傍用問題集「4STEP」・1対1対応の演習(東京出版)・(実力考査では)東大過去問(数1A範囲)の数字を変えたものが出題されます。
これがラ・サールの高1のテストです。
このカリキュラムは変わってません。
一旦まとめます。
初めに戻りますが、とにかく春休みの間にチャート数Ⅰ+Aを一冊仕上げなければなりません。
何しろ入学後すぐ考査があります。
範囲はチャートⅠ+A一冊全てが範囲です。
チャートと教科書傍用問題集「4STEP」と1対1対応の演習(東京出版)はいかなる考査でも繰り返し数字を変えて出題されます。
さらに学校が始まったら教科書と「4STEP」が加えて出題されます。
黄チャート・教科書・4STEPが一周するころに、1対1対応の演習(東京出版)に繋げます。
週テの課題としては、新数学演習まで出ることになります。なお、新数学演習は、週テの範囲として配布されるもので、週テには出題はされますが、授業で解説はしません。
そのため、週テの範囲としては上記全てとなりますが、トップ層は全ての問題をこなしていました。
学習の軸はこのような形で進みます。
なお、高1では数Ⅰ+Aの範囲を黄チャート・教科書・4STEP・1対1の教材が考査で何度も繰り返し出題されており、数Ⅰ+Aの完全に定着させることに主眼が置かれ、数Ⅱ+Bを先取りしてやることはありませんでした。
ただし、数学の得意な生徒が義務自習などで自発的に数Ⅱ+Bを先取りすることはありましたが、あくまで高1での考査範囲は数Ⅰ+Aでした。
夏休みの宿題は、進行中のチャート+教科書の問題全て+「4STEP」(+教員の好みで適当な問題集)が課されます。
日数で割ると1日30題くらい暗記したものです。
シンプルですがそれがラ・サールのカリキュラム・ノウハウです。
公式の導出は大事ですが、まずは公式あてはめの黄チャートで解法パターンの暗記を高1になる前にこなしてください。
公式の導出などは、入学後に授業で教科書を使って行います。これを効率的に理解するために、まずは公式あてはめの黄チャートで解法パターンの暗記をしておくことが重要なのです。
何度も繰り返しますが、なぜチャートにこだわるかというと、チャートで解き方のパターンを覚えておかないと授業が意味不明になるからです。
ラ・サールの数学の授業では解答解説のない教科書傍用問題集「4STEP」を何人か当てて同時に黒板に解かせそれを教員が解説して行きます
予習してないと恥をかくシステムです
そのため予習にあたるのがチャートでの解法暗記となるのです
東大100名以上受かってたときも黄チャートでした。
ラ・サールでは、黄チャートを完璧にすることで「典型問題」をつぶし、数学における「基礎力の完成」=最低ラインの突破を狙っています。
そしてそのラインを超えたところから、本格的な演習や応用へと進んでいく、という考え方です。
解答と解説の載っているチャートで解法を暗記するのです。
チャートの暗記が授業の予習になるのです
黄チャート→教科書傍用問題集「4STEP」→1対1対応の演習(東京出版)の軸は忘れないでください
並行して過去問演習も行うことになりますが、教科書傍用問題集「4STEP」と同じやり方で
数研出版の実戦 重要問題集を使用します。
最新版だと「新課程 2024 実戦 数学重要問題集 数学I・II・III・A・B・C 理系」「新課程 実戦 数学重要問題集 数学I・II・A・B・C〔ベクトル〕 文系」になります。
新課程 2024 実戦 数学重要問題集 数学I・II・III・A・B・C(理系)|チャート式の数研出版
これも同時に複数人を当てて、黒板の前で解かせ、それを教員が添削していく授業スタイルです。
現在は、実戦 重要問題集は解説が充実していますが、当時は実戦 重要問題集は略解しかないものを配布して教科書傍用問題集と同じような感じで授業で取り扱っていました。
教科書傍用問題集「4STEP」「実戦 重要問題集(当時は略解しかない)」は解説が薄ため、授業で解かされるため、事前に解法を理解しておく必要があります。
そのための予習として、解説のしっかりした「黄チャート」「1対1対応の演習(東京出版)」で解法パターンを覚えてください
そうしないと授業で「教科書傍用問題集「4STEP」のアウトプットがうまく理解できなくなってしまいます
テストの問題も、基本的には黄チャートの例題・PRACTICE・EXERCISESの数字だけを変えたような形式で作られており、しっかりと対策していれば確実に得点できる内容です。(これは、テストの回数が非常に多く、教師側も毎回オリジナル問題を作るのは難しいため、「数字違い問題」を中心とした効率的な出題スタイルが採られているという背景もあります)。
そのため、黄チャートを全ページこなしている生徒は100点や98点といった高得点を当たり前のように取ります。一方で、義務自習の時間中にも全く手をつけていない生徒もおり、そういった生徒は0点、あるいは5点程度の極端に低い点数を取ることも珍しくありません。成績は毎回、最高点・平均点・最低点・校内順位という形で開示され、得点分布は非常に広くなります。平均点は概ね50〜60点前後ですが、生徒ごとの取り組み方次第で結果は大きく分かれます。
さらに特徴的なのは、これらの成績表が、生徒自身が宛名を書いた封筒に入れられ、保護者宛に郵送されるという点です。当時は、全く同じ成績表が2枚配られると同時に、封筒も配られました。生徒はこの封筒に成績表を入れ、保護者の宛先を書いて教師に返却します。教員が中身を確認ののち、封をして、学校から保護者へその封筒で郵送します。
ときに、「息子からの手紙」として保護者のもとに届くこの成績表には、本人の点数だけでなく、最高点・平均点・最低点・校内順位までが明記されており、家庭においても現在の学習状況を明確に把握できるようになっています。ラ・サールでは、このような仕組みを通じて、生徒自身に自律的な学習姿勢を育むことが意図されています。
夏休みの宿題では数Ⅰ+Aは三角比や整数(注:旧課程)までは必ず出るので、1問でも多く暗記する必要があります。
入学前に課していることからもおわかりのように、理解よりも解法の暗記を求められます。
理解して暗記がベストなのは言うまでもありませんが。
「1対1対応の演習」は、適当なタイミングで学校側から配られます。
それも週テで何回も数字を変えて出題されます。
先にチャートで解法を覚えてから演習を兼ねてやるため、時間差を設けて配布されます。
教科書傍用問題集「4STEP」 は学校側から配られます。
なおこの書籍は解説が略解しかないため、暗記というよりアウトプットで使います。
授業で解かされるので、アウトプット用です。
いきなり「4STEP」やることはできないため、黄チャートで解法のパターンを覚えてから取り組みます。
したがって、チャートでまず解法をインプットして、その知識をもとに教科書傍用問題集「4STEP」を授業でアウトプットしていき、理解不足だった点を授業で浮き彫りにしてください。
チャートでインプットが不十分だと、当然、授業は消化不良になります。
春が大事なので、頑張ってください。
裏技として、親が教員なら教科書傍用問題集「4STEP」の教授用資料が手に入ります。
市販されてませんが、メルカリ等で手に入るかもしれません。ただし高額で転売される代物だと思いますので購入はおすすめしません。
その教授用資料を入手すれば、授業で当てられても丸写しすればいいだけなので楽ができますが、その場しのぎにはなるものの、当然、身にはつきません。
教授用資料を見せてもらったことがありますが、市販の黄チャートの方が解法が親切でインプットには適している(覚えやすい)と感じました。(教授用資料は教師が使用するため、当然ながら途中過程は省略されている)
いずれにしても解法を覚えなければならないことには間違いありません。
高2になるとクラス分けがあります
高2になる前に理系か文系か分かれます
理系はA~C(D)、文系はD(E)~E(F)クラスになります
※()は、生徒数によってクラスが増減した場合
高2から高入生と交わることになります
部活があれば高1から高入と交わります
実際に仲良くなるのは文化祭あたりでしょうか
高2では数学2+Bの黄チャートが配られます
やり方は高1の時と同じです。数学Ⅰ+Aではなく数学Ⅱ+Bを同じ方法でやるのです
黄チャート→教科書・教科書傍用問題集「4STEP」→1対1対応の演習(東京出版)→実戦重要問題集です
理系だと数3Cまで高2で進みます
昔話をします。(理転における単位制度などついては、私の期では実際にそうだったということです)
高2→高3になる際に、理系クラスに変更(理転)または文系クラスに変更(文転)ができました
高2で数学3Cまで進むことから、理転は不利です。文転はそこまで不利ではありませんでした
文転する人数の方が多かったです
理転する人は、親が医師で高2は文系に進んだが医学部に進路を変えた人などごく少数でした
もっとも数学3Cの進度が違うだけなので挽回は十分可能です
(理転における単位制度などついては、私の期では実際にそうだったということです。以上、昔話は終わります)
高2までは中間考査・期末考査・週テストがメインで模試は受けません。
受けるとしても年1回。模試を受けまくるのは高3になってからです。
それ以上は、受けたければ個人で受けられますが、個人で申込をしなければなりません。
高3になれば模試は中間考査・期末考査・週テストに加えて組み込まれます
したがって、高3はテスト三昧になります
数学でのインプット(黄チャート・1対1対応の演習(東京出版))は高2で終わります
高3はアウトプット(考査+週テ+模試)メイン+大学入試共通テストで使う科目ということになります
ここで注意してほしいことは高2でインプットが終わるため、高3になってからインプットする時間は義務自習や休日しかないということです
学校のカリキュラムでは高3はアウトプット期間なため、模試が返却されてもインプットしていると、返却されてきた模試を復習したりすることができません
高2までにインプットを終わらせている人は、高3はアウトプットを通じて弱点を見つけることができる一方で、インプット不足の人とどんどん差がついていきます
上記のカリキュラムにより、伸びる人は高3でも伸び(弱点を潰していけ)ますが、高2までにダメだった場合は模試の成績が芳しくないものばかり返ってくる(伸びない)ということです
夏休みですが、7月下旬に寮が閉鎖されるので強制的に帰省となります
8月のお盆すぎに8/20頃から午前中授業があります
中学3年生以上(高校生含む)は始業式(27日頃)の1週間前(20日頃)から午前授業が始まりますので、中1生・中2生よりも夏休みが1週間短いです。
午前中授業は普段の授業と変わりません
9月からは通常授業が開始されます
もちろん夏休み明けには宿題の範囲のテストがあります
(教科書傍用問題集「4STEP」+1対1対応の演習(東京出版)+教諭の好みで適当な問題集)
ラ・サールの黒板が横に長いと思います
あれは演習で使うから長いのです
同時に7人くらい黒板に答えを書いていくのでそのため横に長いのです
黒板に問題を解かせ→それを教員が添削・解説していくスタイルは
数学と現代文で行っています
物理でもやってたかな?
黄チャートについては河野玄斗さんも似たようなことを言っていたので切り抜き貼っておきます
参考にしてください
河野玄斗氏もyoutube動画で黄チャートの効用を言及しているように、早めにやっておけば必ず後々楽になります。
ここの点は、ラ・サールと河野玄斗氏の勉強方法が完全に一致していますので参考にしてください。
河野氏が黄チャートを鬼のスケジューリングとして数Ⅰ+Aの1冊を1か月で回すことを提唱していますが、数Ⅰ+Aの1冊を1か月で回すスケジューリングは確かに妥当です。
なぜなら、ラ・サールでは春休みの宿題に出すくらいなので1か月で回していけます。
なお、ラ・サールのカリキュラム・授業ノウハウを共有しているだけで、今の使用している教材・授業方法・進度について否定するものではありません
ここでは、私は、東大100名受かってた時から変わっていない、今でも通用する教材・授業方法・進度をここに共有しています
ラ・サールの授業の進め方の大枠
・黄チャート→教科書・教科書傍用問題集「4STEP」→1対1対応の演習(東京出版)→実戦重要問題集
・同時に5~7人ほどを黒板の前で解かせて→それを教員が添削・解説していくスタイル
このやり方は変わっていません
当然、当時と比べて変化した教材もあります
(英単語帳がユメタンを配布されますが、教員の好みに応じて、テストの範囲として指定される単語帳はシステム英単語だったり、WORDBOXだったりもします)
理転における単位制度などついては、私の期では実際にそうだったということです
高3まで模試は年1回で、それ以上は個人で申込む必要がありますが、
そもそも高1でアウトプットに重きを置いていないという含意を汲み取ってください
高1では、黄チャートⅠ+A→教科書・教科書傍用問題集「4STEP」→1対1対応の演習(東京出版) これで解法を暗記していく段階です
古文漢文は、ごく普通の想像している授業と同じでした。
すなわち、教科書を読解していき、教師が解説する授業スタイルです。
古文漢文には、昭和から連綿と続いているような黄チャートのようなものはありません。
黄チャートや1対1対応の演習に比べると、英語や古文漢文の教材は新しいものの方が良いことが多いため、ラ・サールの教師がその時に採用している教材を使用してください。
市販のものと大差ありません。
なお、現代文については、数学と同様に黒板で同時に書かせて→教師が添削・解説する数学と同じ授業スタイルが確立していました。
素材は教科書や評論・小説のプリント、学校採用書籍の演習問題集(一般的な学校で配布されている問題集と大差ないと思います)ですが、設問は東大型の設問にして、やはり5~7問ずつ黒板の前で解答を書かせるのです。
その後、教師がその解答を添削し解説を行っていきます。東大型の演習をその場で添削してもらえるし、同じレベルの生徒の解答水準を見比べることが可能です。
古文漢文は、Z会の市販の問題集が週テストで課されたり、その延長線上に「最強の古文 読解と演習50」まで出題されることもありますが、私は非常に難しいなと感じました。
最後に
東大100名受かってた時から変わっていない、今でも通用する教材・授業方法・進度を共有しています。
ラ・サールの授業と教材の進め方の大枠は、
・「黄チャート」→教科書・教科書傍用問題集「4STEP」→「1対1対応の演習(東京出版)」→「実戦 重要問題集(数研出版)」→「新課程数学の構成 入試問題集(数研出版)」→「新数学演習(東京出版)」
・同時に5~7人ほどを黒板の前で解かせて→それを教員が添削・解説していくスタイル
このやり方は40年以上変わっていません
このシステムは本当に素晴らしいので学校を信じて勉強を頑張ってください!!
参考になりましたら幸いです。
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ラ・サールの勉強法・教材・授業を共有します
・教材の流れは、「黄チャート」→教科書・教科書傍用問題集「4STEP」→「1対1対応の演習(東京出版)」→「実戦 重要問題集(数研出版)」→「新課程数学の構成 入試問題集(数研出版)」→「新数学演習(東京出版)」という順番で進んでいきます。これらが学習の中心となる教材です。
・略解のみの「4STEP」は授業内で生徒に実際に解かせる形で使用し、「黄チャート」で学んだ解法パターンが身についているかを確認します。
・「黄チャート」、「1対1対応の演習(東京出版)」、「実戦 重要問題集(数研出版)」、「新課程数学の構成 入試問題集(数研出版)」、「新数学演習(東京出版)」には丁寧な解説がついているので、義務自習などの自習時間を使って、生徒自身が演習や解法の暗記を進めます。これらの教材全てから、考査や週テストで繰り返し、数字を変えた問題が出題されます。
・定期考査や週テストに向けては、まず「黄チャート」を完璧にして、その後に「1対1対応の演習(東京出版)」を完璧にすることがマストです。その後、教科書傍用問題集「4STEP」「実戦 重要問題集(数研出版)」、「新課程数学の構成 入試問題集(数研出版)」、「新数学演習(東京出版)」に掲載されている解法パターンをしっかりと覚えることが重要です。義務自習の時間は、主にこの解法の暗記に充てられています。
このシステムは本当に素晴らしいので学校を信じて勉強を頑張ってください!!
参考になりましたら幸いです。
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